お知らせ

あま動物病院からのお知らせです

AIを活用したカルテ作成支援システムを導入します

あま動物病院では、診療の質の向上と院内業務の効率化を目的として、2026年8月1日を目安に、電子カルテを新しいシステムへ変更します。

今回の変更に伴い、診察室での会話をもとにカルテの作成を支援するAI機能を導入します。
また、現在使用している会計システムと予約システムも変更し、電子カルテ・会計システム・予約機能を一つのシステムに統合します。

AIを活用したカルテ作成について

新しい電子カルテでは、診察室に設置したマイクを使用し、獣医師と飼い主さまとの会話を音声として取り込みます。

AIが会話の内容を文字化・整理してカルテの下書きを作成し、獣医師が内容を確認・修正したうえで、正式な診療記録として保存します。

AIが動物の診断や治療方針を決めるものではありません。
診断、検査、治療方針の決定と、カルテ内容の最終確認は、これまでどおり獣医師が責任を持って行います。

導入の目的

カルテは、動物の症状、検査結果、診断、治療内容、今後の方針などを正確に記録し、継続的な診療につなげるための大切な情報です。

これまでは、診察中または診察後に獣医師がカルテを入力していましたが、診察後に記憶をたどって入力する場合には、記載に時間がかかったり、内容の抜けが生じたりする可能性があります。また、獣医師によって記録の詳しさや書き方に差が生じることもあります。

AIによるカルテ作成支援を活用することで、次のような改善を目指します。

・カルテ入力にかかる時間の短縮
・診察内容の入力漏れや記憶違いの軽減
・診療記録の正確性と情報量の向上
・獣医師による記録内容の差の縮小
・過去の診療内容を確認しやすくし、獣医師間の情報共有を改善する
・獣医師が入力作業に追われる時間を減らし、動物の診察や飼い主さまへの説明に、より集中できる環境をつくる

これらを通じて、診療の質の向上と、より効率的でスムーズな診療体制を目指します。

なお、AIによる音声認識では、聞き間違いや要約の誤りが生じる可能性があります。そのため、AIが作成した内容をそのまま正式なカルテとして保存するのではなく、獣医師が必ず内容を確認し、必要な修正を行います。

予約システムも変更します

これまでは、電子カルテと予約システムに別々のサービスを使用しており、予約情報と電子カルテが直接連携していませんでした。

新しいシステムでは、電子カルテと予約機能が一つのシステムに統合されます。

予約情報と患者情報が連携することで、予約内容の確認や診察順番の管理をより正確に行いやすくなります。また、受付後の診察待ち、検査中、調剤中、会計待ちなど、患者さまの進行状況を院内で共有しやすくなります。

これにより、受付から診察、検査、調剤、会計までの流れを、これまでより正確かつスムーズに進められることを期待しています。

新しい予約システムへの切り替えについて

・2026年8月21日以降の診察予約は、新しい予約システムからお取りいただく必要があります
・新しい予約システムは、2026年7月27日(月)の公開を予定しています
・システムの設定状況により、公開日が数日遅れる場合があります
・現在のシステムでは30日先まで予約できますが、新しいシステムでは、診察日の28日前から予約できるようになります。ただし、移行のため8月21~23日の予約は7月27日以降に予約が可能となる予定です。トリミングの予約も同様です。
・8月19日までの診察予約は、従来の予約システムでの予約をお願いいたします。

新しい予約システムのURLや利用方法、正式な公開日については、準備が整い次第、ホームページおよび公式LINEであらためてご案内します。

切り替え直後は、予約画面や操作方法の変更により、ご不便をおかけする場合があります。できる限りスムーズに移行できるよう準備を進めてまいります。

音声データと診療情報の取り扱い

診察室で取得する音声データは、カルテの作成と診療記録の管理を目的として使用します。飼い主さまやスタッフの行動を監視することを目的としたものではありません。

音声データおよびAIによって生成された内容は、次のように取り扱われます。

・音声データは、日本国内の環境に7年間保存されます
・音声データや生成された内容が、AIモデルの再学習を目的として使用されることはありません
・データは日本国内に保存されますが、システムの混雑状況などにより、AIによる演算処理の一部が海外の環境で行われる場合があります
・通常のサービス運用において、サービス提供会社の従業員が音声データや会話内容を確認することはありません
・音声を正常に取得できない場合やシステムエラーが発生した場合などには、原因の調査と問題解決に必要な範囲に限り、サービス提供会社の従業員が内容を確認することがあります
・音声データは、カルテ作成内容の確認や診療情報の管理のため、原則として所定の保存期間中は削除しません。また、個別の音声データの提供もいたしません。ただし、法令上対応が必要な場合は、その限りではありません
・音声データの保存期間、保存・処理環境、サービス提供会社による確認範囲などは2026年7月21日時点のものです。記載している内容は、サービス提供会社の仕様や運用方針、弊社との契約、関係法令等の変更により、今後変更となる場合があります

当院の診療方針について

当院では、このシステムを単なる事務作業の効率化ではなく、診療記録の正確性を高め、獣医師間の情報共有を改善し、より良い医療を提供するために必要な診療体制の一部と考えています。

そのため、導入後は、原則としてすべての診察で、音声入力とAIによるカルテ作成支援システムを使用します。

ご不安がある場合は、診察前にスタッフへお申し出ください。当院の診療体制についてご案内いたします。

当院では、音声入力およびAIによるカルテ作成支援を、今後の診療体制の一部として原則すべての診察で使用します。

そのため、本システムの使用にご理解をいただくことが難しい場合には、十分にご検討いただいたうえで、他院での受診をご案内することがあります。あらかじめご理解くださいますようお願いいたします。

ただし、動物の生命に関わるなど緊急性が高い場合には、動物の状態を踏まえて個別に判断します。

新しい仕組みにご不安を感じる方もいらっしゃると思いますが、獣医師が画面への入力に追われる時間を減らし、動物の状態と飼い主さまのお話に、これまで以上に向き合える診療を目指してまいります。

皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

Q&A

Q1.診察中の会話を録音するのですか?
診察室に設置したマイクを使用し、獣医師と飼い主さまとの会話を音声として取り込みます。
その音声をAIが文字化・整理し、カルテの下書きを作成します。作成された内容は、獣医師が確認・修正したうえで、正式な診療記録として保存します。

Q2.なぜこのシステムを導入するのですか?
診察内容をより正確に記録し、入力漏れや記憶違いを減らすためです。
また、獣医師によるカルテの記載内容の差を小さくし、過去の診療内容を院内で共有しやすくすることも目的としています。
カルテ入力にかかる時間を短縮し、獣医師が動物の診察や飼い主さまへの説明に、より集中できる環境を目指します。

Q3.AIが診断や治療方針を決めるのですか?
いいえ。
AIが行うのは、診察中の会話を整理し、カルテの下書きを作成することです。
診断、検査、治療方針の決定と、カルテ内容の最終確認は、これまでどおり獣医師が責任を持って行います。

Q4.AIが間違った内容を記録することはありませんか?
音声の聞き間違いや、内容のまとめ方に誤りが生じる可能性はあります。
そのため、AIが作成した内容をそのまま正式なカルテとして保存するのではなく、獣医師が必ず確認し、必要な修正を行います。

Q5.獣医師は診察中に何も入力しなくなるのですか?
すべての情報をAIだけで記録できるわけではありません。
身体検査の結果、検査数値、画像所見、獣医師の判断などは、獣医師が確認・入力・修正します。
AIは、主に診察中の会話を記録する負担を減らすための支援として使用します。

Q6.音声データはどのくらい保存されますか?
音声データは、日本国内の環境に7年間保存されます。
カルテ作成内容の確認や診療情報の管理のため、原則として所定の保存期間中は保管します。

Q7.音声データや生成された内容は、AIの学習に使われますか?
使用されません。
音声データやAIによって生成された内容が、AIモデルの再学習を目的として使用されることはありません。

Q8.データはどこに保存・処理されますか?
音声データは、日本国内の環境に保存されます。
ただし、システムの混雑状況などに応じて、AIによる演算処理の一部が海外の環境で行われる場合があります。

Q9.サービス提供会社の従業員が会話を聞くことはありますか?
通常のサービス運用において、サービス提供会社の従業員が音声データや会話内容を確認することはありません。
ただし、音声を正常に取得できない場合やシステムエラーが発生した場合などには、原因調査と問題解決に必要な範囲に限り、内容を確認する場合があります。

Q10.音声データの提供や削除してもらうことはできますか?
音声データは、カルテ作成内容の確認や診療情報の管理を目的として7年間保存するため、通常のご希望による個別の提供や削除には、原則として対応していません。
ただし、法令上対応が必要な場合は、その限りではありません。

Q11.診療と関係のない会話も記録されますか?
マイクを使用している間の会話は、音声入力の対象になる可能性があります。
診療に関係のない内容は、正式なカルテに必要以上に残さないよう獣医師が確認します。
記録を希望されない個人的な内容については、診察室内でのお話をお控えください。

Q12.マイクは監視のために設置するのですか?
いいえ。
診察室のマイクは、診療内容を正確にカルテへ記録するために使用します。飼い主さまやスタッフの行動を監視することを目的としたものではありません。

Q13.AIによる音声入力を断ることはできますか?
当院では、この仕組みを単なる事務作業の効率化ではなく、診療記録の正確性、獣医師間での情報共有、診療の質を高めるために必要な診療体制の一部と考えています。
そのため、導入後は原則として、すべての診察でAIカルテ作成支援システムを使用します。
ご不安がある場合は、診察前にスタッフへお申し出ください。当院の診療体制についてご案内します。
本システムの使用にご理解をいただくことが難しい場合には、十分にご検討いただいたうえで、他院での受診をご案内することがあります。

Q14.使用に同意できない場合、緊急時でも診てもらえませんか?
動物の生命に関わるなど緊急性が高い場合には、その時点の動物の状態を踏まえて個別に判断します。
継続的な診療については、当院の診療体制をご理解いただいたうえで受診していただくようお願いします。

Q15.このシステムの利用で診察料が高くなりますか?
現在のところ、このシステムを使用することだけを理由に、飼い主さまから別途AI利用料をいただく予定はありません。
診療費は、実施した診察、検査、処置、治療などの内容に応じて発生します。

Q16.予約システムはどのように変わりますか?
これまでは電子カルテと予約システムが別々のサービスでしたが、新しいシステムでは電子カルテと予約機能が一つに統合されます。
予約情報と患者情報が連携することで、予約内容や診察順番の管理をより正確に行いやすくなり、受付から診察、検査、調剤、会計までの流れをスムーズにすることを目指します。

Q17.新しい予約システムはいつから使えますか?
新しい予約システムは、2026年7月27日の公開を予定しています。
ただし、システムの設定状況により、公開日が数日遅れる場合があります。正式な公開日と利用方法は、準備が整い次第、ホームページと公式LINEでご案内します。

Q18.どの診察から新しい予約システムを使う必要がありますか?
2026年8月21日以降の診察予約は、新しい予約システムからお取りいただく必要があります。

Q19.予約できる期間は変わりますか?
現在のシステムでは30日先まで予約できますが、新しいシステムでは、診察日の28日前から予約できるようになります。

※音声データの保存期間、保存・処理環境、サービス提供会社による確認範囲など、本Q&Aに記載している内容は、2026年7月21日時点のものであり、サービス提供会社の仕様や運用方針、弊社との契約、関係法令等の変更により、今後変更となる場合があります。