スタッフ日記

こんにちは♪
大治町・愛西市・稲沢市・津島市・清須市・名古屋市に隣接しておりますあま動物病院の丹羽です(*^^*)

私は平日の昼間に受付にいることが多いのですが、そこで度々お話頂くことが多い《わんちゃんのダイエット》について今回は書いてみます( ^∀^)

ごはんの量が分からない…
前より量を減らしたけど、なかなか痩せない…

というように、ダイエットについてのお悩みは様々です。


まず、お使い頂いているごはんのパッケージをご覧頂きたいと思います。
表記されている給餌目安表や、成分表はチェックして頂けていますでしょうか?

給餌量については、《1日当たり》で表記されているものもあれば、《1食当たり》と記載されているものもあるようです。

《1日当たり》と表記の場合、その量を1日の食事回数で割ってあげる必要があります。
(例)1日に50gの場合、1日2食の子は、1食25g。
くれぐれも、1食50gとならないようご注意下さいね!
これでは、豊満ボディまっしぐらです(  ̄▽ ̄)

次に、体重に合わせた給餌量の目安が表記がされていることが多いですが、ここでは見方の重大ポイントが(○_○)!

《体重は、現在の体重ではなく
目標とする体重で見る!》

例えば、8kgの子が7kgまで減量したいとした場合、給餌目安表の8kgの食事量を与えるのではなく、7kgの食事量を与えます。

逆に、痩せすぎて増量が必要となった場合も同じように、目標体重の食事量にして頂くことになります(^^)

ですが、これはあくまでも目安。
わんちゃんの活動量などにより代謝量も変わるため、体重の減りが悪い場合は食事量を更に減らします。
体重が減り過ぎてしまう場合は、目標体重の目安の食事量より、少し増やしてみましょう(^^)

次のポイント☆
ごはんを準備する際は、小型犬であれば特に、毎食キッチンスケールでgを量ってみて下さい(^^)

目分量でとる数粒の誤差、ごはんの0.5gの増減で変わる数粒分のカロリー差。
小型犬にとっては、その少しの誤差の積み重ねが体重管理に影響してきます。

特にごはんを変えた場合には
製品によりカロリーが様々ですので、今までのごはんと同じ量!とならないよう、必ず製品ごとの給餌目安表をご確認頂きたいと思います(*^^*)

また、1日に必要な摂取カロリーの目安は計算によって算出できますので、知りたいな~!という方は、お気軽にスタッフまでお声掛け下さいね(*^^*)

私自身が先代犬で経験したことですが、
うちの子は太っているのではなく、もともと骨格のいい子!と思い込んでいたところ、ズバリ!肥満と判断されたこと(^_^;)
そうと知ったらダイエット!と意気込み頑張りましたが、体重が減るどころか、増えていく一方…
なんで~!?(T_T)と悩みましたが、
そこには病気が隠れており、それが原因で体重のコントロールが難しかったのです。

このように体重のコントロールがうまくいかない時、もしかしたら病気が原因の場合もあるため、無理な食事制限を続けず、健診を受けてみることをオススメします。

正しい食事量を知り、管理してあげることで、おうちの子の健康状態のバロメーターにもなると思います(^^)

食べるのが好きな子なのに
食事量を減らすなんて可哀想( TДT)
という方には、低カロリーのごはんをお使い頂くと、食べることの満足感を満たしてあげることができますよ(^ー^)

ガマンガマン!ばかりのダイエットにならないようなご提案ができたらなぁ、と思います(^^)