スタッフ日記

気温が下がってくると、温かい飲み物が美味しくなってきますね。
開業の打ち合わせでよく喫茶店を利用させてもらっていますが、夏場の冷たい飲み物からホットを注文するようになってきました。

みなさんは、お茶の時間には何を飲みますか?
コーヒーですか?紅茶ですか?やはり日本人なら緑茶という方もいらっしゃるでしょう。
みなさんが普段からよく飲む飲み物が、一緒に暮らしている動物達にとって危険な飲み物ということは知っていますか?


ご存知のように、コーヒーにはカフェインが含まれていて、表のように紅茶やお茶にも含まれています。
犬や猫がカフェインを多量に摂取してしまうと、心臓や中枢神経に悪影響が出てしまい、痙攣、興奮、震え、不整脈、呼吸の乱れなどを生じ、最悪の場合、死に至ってしまいます。
体重1kgあたり、犬の場合カフェイン150mg以上、猫の場合100mg以上摂取すると命の危険が生じると言われます。

コーヒーやお茶を少しずつ飲んで、コップに残ったままテーブルの上に放置されていることありませんか?
そんなの飲まないだろうと思っていても、意外な物を口にしてしまうことがあります。
食べてしまった動物をよく怒っている光景を見ますが、食べられる状態にしておいた飼い主さんに責任があります。
気をつけましょう。

ちなみにカフェインの過剰摂取をしてしまった場合、解毒剤はないため食べて1〜2時間以内なら、吐かせたり、麻酔をかけて胃を洗ったりします。
症状が出ている場合には、その症状に合わせた対症療法をおこないます。