スタッフ日記

こんにちは☺
あま市、大治町、清須市、中村区近隣にあります あま動物病院 です!

今回はワンちゃんの歯について紹介させていただきます。

歯のトラブルと言って多くの人が真っ先に思い浮かぶことといえば「虫歯」だと思います。
しかし、犬は虫歯になりにくいのです!
その理由は口腔内の環境の違いにあります。
1つ目の違いは、口腔内のペーハー(pH)の違いです。
犬はpH8.5~9でアルカリ性、人はpH6.5~7で弱酸性です
そもそも虫歯とは、虫歯菌が口腔内で炭水化物(糖質)を発行させて酸を作り、それが歯の表面の組織を破壊していくのもです。

ですので犬の場合、口腔内がアルカリ性のため、虫歯菌が繁殖しにくいとされています。

2つ目は唾液です。
人間の唾液には食物中のでんぷんを糖に分解するアミラーゼという酵素があります。
犬にはこの酵素が無いため、口の中に糖があまりとどまることがないのです。

3つ目は歯の形状の違いです。
人間の歯の多くは臼のような形をしているので、放っておけば咬み合う面のくぼみに菌が溜まります。
一方、犬のはは薄く尖った形の歯が多く、金がたまりにくくなっています。

こうした理由から犬は虫歯になりにくいと言われています。

犬は虫歯になりにくいですが、歯垢や歯石が原因で歯肉が腫れたり、歯が抜けたり、内臓疾患の原因にもなってしまう事があります。

ですので定期的にデンタルケアをしてあげましょう。

当院でもデンタルケア商品をいくつかあるのでよろしければご利用ください(^^)/

森下 愛弓