スタッフ日記

ゴールデンウィークもいよいよ終盤、皆さんどのようにお過ごしでしょうか?

今回は“慢性の腎臓病”についてお話しさせてくださいね。
この病気については、先月の院内セミナーでも学習したばかり。
うちの愛猫“フォーちゃん”も、今まさに腎臓病と戦っているところなので、身を乗り出してのセミナー受講となりました。
猫ちゃんが高齢になってくると、心配されている飼い主さんも多いのではないでしょうか?

『腎臓』は血液中の老廃物をろ過し、必要な物質を再吸収して、いらない物質を尿として排泄させるための大切な器官。

この機能は年齢とともに落ちていき、進行し続け、治すことができません。
慢性の腎臓病の目に見える症状としては

*水を飲む量が増えオシッコの量も増える“多飲・多尿”
*食欲にムラが出てくる
*口臭が増える *脱水により毛づやが悪くなる、などがあります。

高齢の猫ちゃんのうち、3頭に1頭がこの病気と言われています。
腎臓病は予防できない病気であるため、『早期発見、早期治療』が何よりも大切です。

早期発見のためには、元気なうちから『定期検診』を受けてあげること、異常が認められたら悪化させないようにお薬を使って腎臓の機能を助け、進行のスピードを緩やかにしてあげることが大事です。

症状が出始め、具合が悪くなってからでは手遅れになってしまうことも。
気がつかなかった、と悔やむ前に『定期検診』を!

あま動物病院では、ただいまキャンペーン期間中で
定期検診の血液検査を、通常の代金よりもお安く受けていただくことができます。
この機会に、ぜひ検診を受けてみてはいかがでしょうか?

うちのフォーちゃんは、年齢が不詳であるため、腎臓病が発覚した時には私もかなりのショックを受けました。でも今は、フォーちゃんと少しでも長く、穏やかで素敵な毎日を送るためにできること、私も前向きに頑張っていきます。

酒井 利江