NO.72 熱中症対策

こんにちは！　あま市にありますあま動物病院です。

皆様、お盆休みはいかがお過ごしでしょうか？

この時期、動物たちをお留守番をさせることが多くなったり、ワンちゃんだと一緒にアウトドアレジャーに出かけたりすると、心配になるのが熱中症ですね。
熱中症にならないようにするにはどんなことに気を付けたら良いのでしょうか。

まず知って頂きたいことは、犬や猫は汗腺が少なく、汗をかける部位も限られているので　全身で汗をかくことができません。

人は汗をかいて体温調節できますが、犬や猫はそれができません。
その為、熱が体内にこもりやすく、人より熱中症になる危険性が高くなります。
動物達が自身でそれを回避することには限界があるので、
飼い主様側が環境や体調を気遣うことがとても重要です。

まずは飲み水は欠かさず、いつでも飲めるようにしてあげて下さい。
気付かないうちにこぼしてしまって飲めなかった。などということなどがないように、何か所かに置いてあげるのもいいかもしれませんね！

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次に室内飼いの子達は室温の管理です。

室温が25~28度くらいになるように温度調整していただくのが理想的です。

わんちゃんは　長く吠え続けることによっても体温が上がってしまうので、できるだけ落ち着いて過ごせる場所の確保も必要です。

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猫ちゃんは高い場所が好きで、そこで伸びてくつろいでいることも多々あると思います。
ですが温かい空気は上に上がるので、猫ちゃんの好きな高い場所は温度が高めなこともあります。
そういった場所に　ひんやりマットを敷いてあげるのもいいですね！

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写真のように　石の板を敷くというアイデアもあるようです。
ひんやりして気持ちよさそうですね！

先ほども書きましたが、動物達がこれらを自身で行うことは不可能です。
ぜひ参考にして頂き、動物達が快適に過ごせるように　先回りの対策をして楽しい夏の思い出をたくさん作って下さい♪

わんちゃんは　長く吠え続けることによっても体温が上がってしまうので、できるだけ落ち着いて過ごせる場所の確保も必要です。

丹羽　知子

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