スタッフ日記

こんにちは☺あま市、大治町、清須市、津島市、稲沢市、中村区周辺にあります あま動物病院です。

先日の台風は大丈夫でしたでしょうか?
九州では大雨で土砂崩れが起き、多くの被害が出てしまいましたね……
今後も雨が降る予報なのでこれ以上の被害が拡大しないことと一日も早い復旧復興をお祈り致します。
今回は災害が起きた時に活躍する「災害救助犬」について紹介させていただきます。

災害救助犬とは、地震や台風、土砂崩れなど災害で行方不明になっている人を優れた嗅覚で捜索するために特別に訓練された犬たちです。

災害救助犬と警察犬の違いを少し紹介させていただきます。

災害救助犬は足跡がなくても人を探し出すことができます。
その理由は警察犬は特定の臭いがついているものを追って追跡しますが、災害救助犬は臭いが付いているものを追跡するのではなく空気中に漂う浮遊臭を嗅いで追跡することができるからです。
なので、警察犬は川を越えてしまえば追跡不可能となってしまいますが、災害救助犬は可能なのです。

警察犬は犬種が決められていますが、災害救助犬はダックスフンドやパピヨン、チワワなどの小型犬からビーグル、柴の中型犬、ラブラドール、ボーダーコリー、シェパードなどの大型犬など様々な犬種が災害救助犬になっています。現在、日本では174頭の犬が登録されています。

この災害救助犬が活躍して、一刻も早く、行方不明者の安否確認ができればいいなと願っています。



森下 愛弓