スタッフ日記

こんにちは。
名古屋市、大治町、清須市、津島市、稲沢市、愛西市の方にもご利用頂いております。あま市のあま動物病院の村松です。

お正月が終わったかと思っておりましたら、GWであっという間に半年が過ぎてしまいますね(^^;)

5月の季語の中には
「初鰹」があります。

美味しいですよね。私も大好きです。実は院長も大好きだったような(^q^)

では、ワンちゃんに鰹は与えてもいいの?

またまた、調べました!

鰹はタンパク質が豊富で私たち人間にはもちろん、ワンちゃんにとっても体に良いとされています。

また、鰹(特に初鰹)は低カロリー・低脂肪なので、肥満気味のワンちゃんにも与えてもよい食材なのですが、注意しなくてはいけないこともあります!

鰹に限らず鯖やサンマなど多くの魚に共通する事なので、今一度確認しておきましょう。

●ヒスタミン物質中毒
鮮度の悪い鰹を食べてよくあたるということがありますが、このヒスタミンという物質が多くの原因だそうです。
中毒症状を起こすと、赤く腫れ上がったり嘔吐や下痢などの症状が出始め、重症となれば呼吸困難などになる事もあります。
ちなみにこのヒスタミン中毒は、鰹に限らずカジキやマグロなどの赤身魚で多いそうですよ。


●イエローファット
イエローファットとは「黄色脂肪症」とも呼ばれており、主に鰹・鰤・サンマ・鯖などの青魚に多く含まれる「不飽和脂肪酸」を過剰に摂取すると発症する可能性のある病気です。
食欲不振、毛つやがわるくなる、発熱、腹痛、腹部にしこりなどの症状がでるそうです。

●アニサキス寄生虫
アニキサス幼虫が寄生している生鮮魚介類を生の状態で食べる事で、アニキサス幼虫が胃壁や腸壁に刺入して食中毒(アニキサス症)を引き起こします。
ただしアニキサスは熱に弱い特徴があります。煮たり焼いたりする事でほぼ死滅するため、生食はNG!
必ず火を通すことでリスク軽減される事になります。

最後に
動物が食べられる食材でもやはり与えすぎには注意が必要です。主で与えている「総合栄養食」ドッグフードが一番大切ですね。

本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。



この記事に関連している記事の一覧